人見知りでも取得して損のない医療系の資格

医療系の資格は、コミュニケーション能力が必要とされるものが非常に多いです。何しろ、病院は患者を相手にする場所だからです。医師や看護師はもちろん、その他の仕事も患者さんと話をする必要があります。医療事務の仕事も事務仕事ではありますが、病院の受付をする時間も多いですから人見知りには厳しいものがあります。

ただ、中には探せば人見知りでもやりやすい仕事があります。機械を相手にする仕事なら、患者と話をすることはほとんどありません。たとえば、臨床工学技士という資格がありますが、これは手術中に医療器具が正常に稼働しているかチェックをする役割を任せられるものです。これなら、患者とコミュニケーションを取っていく必要はありません。医師や看護師とのコミュニケーションは必要になりますが、まったく知らない人と話をするのではないですから気持ちは楽でしょう。患者さんは麻酔を打たれて意識を失っているケースがほとんどなので、人見知りの人でもストレスなく職務を全うできます。

他にも、患者に会わずに仕事がしていける資格はあります。歯科技工士や細胞検査士も、同じように機械に向き合っていく仕事となります。最前線で患者相手にコミュニケーションを取る必要がありません。

人見知りならこうした一般には有名でないものを狙っていくといいでしょう。もちろん、こうした仕事もハイレベルであることに違いはないので、他の病院仕事と同じように高給が期待できます。